ホームページを作ったのに集客できない?小規模なお店が最初に確認したい4つのこと
ホームページを作ったのに、問い合わせや予約が増えない。
「せっかく作ったのに意味がなかったのかな」
「もっとSEO対策をした方がいい?」
「デザインから作り直した方がいい?」
お店のオーナーの方の中には、そんなふうに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ただ、ホームページから直接問い合わせが来ていないからといって、すぐに「ホームページが失敗だった」と判断する必要はありません。
特に小規模なお店では、InstagramやGoogleマップでお店を見つけ、ホームページで料金やメニューを詳しく確認してから予約する、といった流れになるケースもあります。
大切なのは、ホームページだけを見るのではなく、「お店を見つける → 詳しく調べる → 行くかどうか判断する → 予約する」という流れの中で、どこがうまくいっていないのかを確認することです。
この記事では、ホームページを作ったのに集客できないと感じている小規模なお店が、最初に確認したいポイントを順番に解説します。
ホームページは作っただけで自動的に集客できるものではない

まず理解しておきたいのは、ホームページを公開しただけで、自動的にお客さんが集まるわけではないということです。
実店舗で考えてみても、お店をきれいにしただけで、その存在を知らない人が突然来店するわけではありません。
Webでも同じです。
Google検索でお店を知る人もいれば、Googleマップで近くのお店を探す人、Instagramの投稿を見て興味を持つ人もいます。
そのあとで、
「料金はいくらだろう」
「どんなメニューがある?」
「自分にも合いそう?」
「どこにある?」
「どうやって予約する?」
と詳しく調べるためにホームページを見ることもあります。
そのため、「ホームページへのアクセスが少ない」という事実だけでは、集客できていないとは判断できません。
実際、小規模なお店の場合、InstagramやGoogleマップで見つけてもらえていて、ホームページが詳しい情報を確認する場所として機能しているケースも多いです。
もちろんGoogle検索、Googleマップ、Instagram、ホームページのすべてが強ければ、お客さんと接点を持てる機会は増えます。
だからといって、最初からすべてを改善する必要はありません。
まずは今のお店で、どこからお客さんが来て、どこで止まっているのかを確認してみましょう。
1.料金やメニューが「見れば分かる」状態になっているか

最初にホームページそのものを確認します。
特に見ておきたいのが、料金とメニューです。
「料金表は載せているから大丈夫」と思うかもしれませんが、掲載されていることと、お客さんが理解できることは別です。
たとえば、
- 料金は載っているものの、どのメニューを選べばいいのか分からない
- メニュー名だけでは、何をしてもらえるのか分からない
- オプションの条件や追加料金が分かりにくい
- 初めて来店する人向けの説明がない
といった状態では、情報があっても判断材料として十分に機能しません。
初めて見る人になったつもりで、「自分なら、このページだけでメニューを選べるか」を確認してみてください。
小規模なお店のホームページに載せるべき情報や優先順位の整理方法は、以下のページで詳しく解説しています。併せてご覧ください。
あわせて読みたい 小規模なお店のホームページに載せるべき情報とは?優先順位と整理方法 店舗や教室、サロンなどの小規模事業者がホームページに載せたい情報を、優先順位とともにわかりやすくまとめています。GoogleマップやInstagramと料金が違っていないか
もう一つ確認したいのが、他の媒体との情報のズレです。
- たとえばInstagramでは新しい料金を案内しているのに、ホームページには以前の料金が残っている
- Googleマップに投稿された写真には新しいメニュー表が写っているのに、ホームページでは古いメニューが掲載されている
といった状態は、避けたいところです。
ホームページだけでなく、Googleマップ、Instagram、予約サービスなど、お客さんが見る可能性のある情報を一度見比べてみましょう。
すべてを毎日更新する必要はありませんが、少なくとも料金・メニュー・営業時間・予約方法など、来店判断に関わる重要な情報はそろえておきたいところです。
業種によっては「魅力が伝わるか」も確認する
情報が正しく載っていても、それだけで十分とは限りません。
たとえばネイルサロンや美容室、エステなど、仕上がりや雰囲気も選ぶ材料になる業種では、写真やデザインを含めた見せ方も重要です。
料金もメニューも書いてあるけれど、「どんな雰囲気のお店なのか分からない」「仕上がりがイメージできない」「なんとなく魅力を感じない」という状態なら、情報量を増やす前に見せ方を確認する余地があります。
ただし、集客できない原因をすべてデザインのせいにする必要はありません。
業種やお客さんが店を選ぶときに重視するものによって、デザインの重要度も変わります。
2.お客さんがどこからホームページへ来ているか確認する
ホームページの内容を確認したら、次は「どうやって見つけてもらっているか」を見ます。
小規模なお店の場合、ホームページが最初の接点とは限りません。
たとえば、
- Google検索
- Googleマップ
- 他のサイト
- 紹介されたあとに店名で検索
など、さまざまな経路が考えられます。
Google Analyticsを導入していれば、検索エンジンやSNSなど、どこからサイトへアクセスしているかを確認できます。
ここで大切なのは、アクセス数だけを見て一喜一憂しないことです。
たとえばInstagramでお店を知った人がホームページで料金を確認し、そのまま予約しているなら、ホームページは「詳しく確認する場所」として機能しています。
この場合、「ホームページ単体でもっと集客しなければ」と考えて、すぐに大量のブログ記事を書き始める必要はありません。
反対に、InstagramからもGoogleマップからもGoogle検索からもほとんど見つけてもらえていないなら、「ホームページの中身」より先に、お店を知ってもらう入口を見直した方がよいケースもあります。
「Instagramがあるから、ホームページはいらないのでは?」「うまく使い分けができない」という方もいるかもしれません。以下の記事では、Instagramとホームページの役割の違いをわかりやすく解説しています。
あわせて読みたい Instagramがあるのにホームページを作る意味とは?役割の違いを解説 Instagramとホームページの役割の違いや、ホームページが必要なケース・急いで作らなくても良いケースを、情報設計の視点から分かりやすく解説します。3.予約したい人を途中で迷わせていないか
ホームページを見て「ここに行ってみたい」と思っても、予約方法が分かりにくければ途中で離れてしまう可能性があります。
予約導線では、
- 予約ボタンがすぐ見つかるか
- どこから予約すればいいのか分かるか
- 不要なページ移動が多くないか
- スマートフォンでも操作しやすいか
などを確認しましょう。
特に避けたいのは、ホームページを見ていた人が、
ホームページ
→ Instagram
→ プロフィール
→ 別のリンク
→ 予約サービス
というように、予約するためだけに何度も移動しなければならない状態です。
予約システムによっては、ホームページ内ですべてを完結できない場合もあります。
外部の予約サービスを使うこと自体が問題なのではありません。
重要なのは、予約したいと思ったところから、できるだけ迷わず予約画面へ進めることです。
自分のホームページをスマートフォンで開き、お客さんになったつもりで実際に予約画面まで進んでみると、分かりにくい部分、お客さんが離脱しやすい箇所を見つけやすくなります。
4.「地域名+業種」で検索したときに見つけてもらえているか

最後に確認したいのが、Google検索での見つかり方です。
たとえば地域のお店なら、
「地域名+美容室」
「地域名+ネイルサロン」
「地域名+整体」
「地域名+英会話教室」
など、お客さんが検索しそうな言葉があります。
こうした検索でほとんど見つけてもらえていないなら、改善を検討する余地があるでしょう。
ただし、ここでも「検索順位が低い=すぐにSEO対策を最優先」とは限りません。
業種によっては、一つのエリアだけでも多くの競合店があるケースもあるでしょう。
すでにGoogleマップで見つけてもらえていたり、Instagramから安定してお客さんが来ていたりするなら、検索順位だけを追いかけるより、今機能している経路を生かす方が優先度が高いこともあります。
反対に、Google検索でもGoogleマップでもInstagramでもほとんど見つけてもらえていないなら、まず「知ってもらう入口」を作ることが大切です。
Google検索からの状況を詳しく確認したい場合は、Google Search Consoleを利用すると、検索結果への表示回数、クリック数、検索されたキーワード、平均掲載順位などを確認できます。
順位だけではなく、
「そもそも表示されているのか」
「表示されているのにクリックされていないのか」
「どんな検索で見つけられているのか」
まで見て判断することが大切です。
「集客できない」と感じたら、どこで止まっているかを確認する

ここまでを整理すると、確認するポイントは次のようになります。
お店自体を見つけてもらえていない
Google検索、Googleマップ、Instagramなど、お店を知ってもらう入口を確認します。
この段階で止まっているなら、ホームページを全面リニューアルしても、見てもらえる人が増えなければ状況は変わりません。
ホームページは見られているが、選ぶための情報が足りない
料金、メニュー、サービス内容、写真、アクセスなどを確認します。
特に「情報が載っているか」だけではなく、「初めての人が理解して選べるか」がポイントです。
興味を持ってもらえているのに予約まで進めない
予約ボタンや予約方法を確認します。
予約したい人に余計なページ移動や迷いを発生させていないか、実際に自分で操作してみましょう。
このように考えると、「集客できないから何となくSEO」「とりあえずブログを増やす」「デザインを全部作り直す」といった判断をする前に、やるべきことを絞り込めます。
すべてのWeb施策をやる必要はない

Web集客について調べると、
「SEOをやりましょう」
「Instagramを更新しましょう」
「Googleマップを強化しましょう」
「ブログを書きましょう」
「広告を出しましょう」
と、やることが次々に出てきます。
しかし、リソースも限られている中で、すべてを同時に行う必要はありません。
- Instagramから十分にお店を知ってもらえているなら、ホームページは料金やメニューを詳しく確認できる場所として整える
- Googleマップから見つけてもらえているなら、そこからホームページや予約へスムーズに進めるようにする
- 検索からほとんど見つけてもらえていないうえに、ほかの流入経路も弱いなら、地域検索で見つけてもらう方法を考える
このように、現在のお店の状況によって優先することは変わります。
大切なのは「全部やること」ではなく、お客さんが店を見つけて予約するまでの流れを途切れさせないことです。
Instagramで集客できているお店のオーナーの方の中には、Webサイトを作るかどうか迷っている方もいるでしょう。以下の記事では、ホームページが必要かどうか判断するポイントを解説しています。
あわせて読みたい Instagramだけで集客しているお店にホームページは必要?判断基準を解説 この記事では、Instagramだけでも十分な可能性があるケースやホームページを検討した方がよいケース、Instagramとホームページの違いをまとめています。まずは今あるホームページをお客さん目線で見てみよう
ホームページを作ったのに集客できないと感じたとき、すぐに全面リニューアルや広告を考える必要はありません。
まずは、
- 料金やメニューは初めての人にも分かるか
- GoogleマップやInstagramなどと情報がずれていないか
- どこからホームページを見てもらっているか
- 予約まで迷わず進めるか
- 地域で検索したときに見つけてもらえているか
を確認してみてください。
そこで初めて、「情報を直せばいい」「予約導線を改善した方がいい」「Googleマップとのつながりを見直したい」「検索から見つけてもらう施策が必要」といった次の行動が見えてきます。
ホームページは、作っただけで自動的にお客さんを連れてくるものではありません。
しかし、InstagramやGoogleマップなどでお店を知った人が詳しい情報を確認し、「ここに行こう」と判断して予約するための場所としては大きな役割を持ちます。
ホームページだけの数字を見るのではなく、お客さんがお店を見つけてから予約するまでの流れ全体を見ながら、今足りないところから整えていきましょう。
ホームページから集客できない原因は、お店によって異なります。
「どこを改善すればいいのか分からない」「ホームページを作り直すべきか判断できない」という場合は、Local Web Studioへご相談ください。
今あるホームページやInstagram、Googleマップ、予約までの流れを確認しながら、必要な改善を一緒に整理します。
LOCAL WEB STUDIO
ホームページに載せる情報の整理から、
一緒に進められます
Local Web Studioでは、Instagramを中心に発信しているお店や教室の情報を確認し、 サービス、料金、店舗情報、予約方法などをWebサイト用に整理します。
何を載せればよいか決まっていない段階でも、現在の発信内容をもとに、 構成や文章を一緒に考えられます。
ページ数やプランを先に決めるのではなく、今の事業に必要な情報から整理します。
